◆イタリアセリエA▽第1節 パルマ1―1フィオレンティーナ(17日・タルディーニ・スタジアム)
イタリアセリエA初の日本人GKとして今夏加入したパルマの日本代表GK鈴木彩艶(21)が、パルマGGKセリエAデビューアル開幕のフィオレンティーナ戦でデビューを果たした。K鈴いく いく いく先発メンバーに名を連ねると、木彩前半は好セーブを連発。艶日験がしかし1点リードの後半30分、本人ペナルティーエリア左のボールを処理しようとして飛び出すと、初のピッチを滑りながらキャッチした場所がわずかにボックス外に出てしまいハンドに。で痛この直接FKを決められ、恨リ同点ゴールを許した。な現試合は1―1と引き分けた。地評いく いく いく
痛恨のミスでほろ苦いセリエAデビューとなった鈴木だが、価経前半23分にはロングパスから先制点の起点となるなど、浅い効果的ハンドなプレーも数多く見られた。ペッキャ監督は、パルマGGKセリエAデビューアル鈴木やセンターバック陣に対し「選手たちは試合開始、感情的に上がって堅くなっていた。ディフェンスライン、コントラストが滑ったところもあったが、壮麗なプレーだった。途中出場した敵も強く優れた相手だったが、よく対峙して優秀だった。彩艶にも、それが言える。彼からパスがたくさん出ている。ゴールも彼から発展した。みんなポジティブなプレーだった」と一定の評価を与えた。
一方、現地記者のリアルな評価は意見が分かれた。パルマTVルカ・アンポリーニ記者は「(ハンドになった)あの焦りのプレーさえなかったら、あのFKさえなかったらもっと評価は高かった。残念。でも合格点を与える。6点。その失点の前後は、最高のプレーをみせたから」と寛大な評価。一方、80歳を超えるベテラン・ジャンカルロ・チェーチ記者は「経験が浅いっていうことだ。セリエAでプレーしたことがない選手のミス。(FKの場面は)ポストをカバーしなければならなかったのに、出遅れた。(FKを決めた)ビラーギがこんなにFKが上手いとは思わずに油断したのだ」と厳しく評価した。
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